櫻正宗の思い入れ

PHILOSOPHY

社長の思い

創醸1625年、約400年に渡る櫻正宗の歴史は、
山邑家の歴史そのものです。
私で山邑太左衛門を襲名し11代目となります。

蔵元理念として
一、品質第一をモットーに酒造りを通して人々に潤いを提供する
一、文化の継承を基に地域社会に貢献する
の二項目を掲げ努めております。

具体的には、地域文化の継承ということで、
レギュラー酒(櫻正宗 焼稀 生一本【特撰クラス】・
櫻正宗 朱稀 本醸造【上撰クラス】)に兵庫県産山田錦と
地元の地下水を全量使用しています。

品質においても全て「自醸酒」で、
原料米入荷から出荷まで、
1本1本「責任」のある商品を提供しております。

櫻正宗はこれからも先人達が残してきたものを継承しつつ、
現在・未来と、櫻正宗ファンの皆様に「品質」と「思い」を
もって潤いを提供し続けて参ります。

櫻正宗株式会社
11代目当主 山邑 太左衛門

酒米への思い

良い酒造りは良い酒米から。
櫻正宗の特定名称酒は兵庫県産山田錦を使用しています。
なかでも「蘇百年(よみがえりひゃくねん)」で
使用される山田錦は、三木市吉川町において農家の方々と
一緒に社員が田植え稲刈りの後、稲木に掛け、
天日干しにされたものを使用しています。
先人達に思いを馳せ、酒造りの尊さや喜びを共有しながら
毎年良い酒を造り、お客様に届けたい気持ちで
取組を進めています。

地域交流

蔵開き
地域から愛されてこその酒蔵であるという想いから、毎年11月第1土曜日に「蔵開き」を開催し、魚崎地区の発展と醸造安全を祈念するとともに地域の皆様に感謝の気持ちを表すイベントにしています。 新酒をふるまう他、酒蔵の公開や酒造りの講習、家族連れのお客様にも楽しんでいただけるよう、自治会の方々とも協力し、毎年多く方に楽しんでいただいております。







灘の酒大学
酒造りの継承や関心のために、灘の酒蔵が集まり開かれる 「灘の酒大学」は、当社の「櫻宴」にて入学式を行い、 灘の酒の風土や歴史について解説していき、 酒造りの未来へとつながる活動にも協力しております。

櫻正宗は江戸時代から培ってきた
製法と技術で酒造りを行っております。
そんな貴重な過去の資料と
現代を照らし合わせながら、
酒造りの工程をご紹介いたします。

1精米 / 洗米 / 浸漬

原料米を玄米の状態から精米し、白米にした後、糠を取りのぞくためために洗い、吸水させる。

原料米を玄米の状態から精米し、白米にした後、
糠を取りのぞくためために洗い、吸水させる。

2蒸米 / 製麴

適度に水分を含ませた生米を蒸米にする。その一部に麹菌を繁殖させ、米麹を作る。

適度に水分を含ませた生米を蒸米にする。
その一部に麹菌を繁殖させ、米麹を作る。

3酒母造り / 醪造り

酒母とは酵母を健全に育成する工程のことを言う。醪とは水、米麹、酒母、蒸米を入れた後、約1540日かけてアルコール発酵させる工程を言う。

酒母とは酵母を健全に育成する工程のことを言う。
醪とは水、米麹、酒母、蒸米を入れた後、
約15〜40日かけて
アルコール発酵させる工程を言う。

4上槽(搾り)

上槽とは発酵が終わった醪を濾して、清酒と酒粕に分ける工程のことを言う。

上槽とは発酵が終わった醪を濾して、
清酒と酒粕に分ける工程のことを言う。

5ろ過 / 火入れ / 貯蔵

ろ過とは、上槽後の清酒の細かい濁りを取り除く工程のことを言う。火入れとは、熱を加えて殺菌と酵素の失活を行う工程のことを言う。貯蔵することで香味の熟成を進める。

ろ過とは、上槽後の清酒の細かい濁りを
取り除く工程のことを言う。
火入れとは、熱を加えて殺菌と酵素の
失活を行う工程のことを言う。
貯蔵することで香味の熟成を進める。

6瓶詰 / 出荷

熟成を経て飲み頃になった酒は
樽や瓶に詰められて、出荷される。

熟成を経て飲み頃になった酒は
樽や瓶に詰められて、出荷される。